(2022/05/06 弊社HEART CATCHメールニュースとして配信内容を一部カスタマイズして公開)
このメールニュースではポリネーター®️としてのHEART CATCHが、時代の変化を感じるポイントをレポート&イベント告知でお届けします。
ポリネーター®️* = HEART CATCHの活動指針。蜂が様々な花畑を訪れ果実を実らすように、組織や人、モノコトをクロスポリネーション(交配・受粉)させることを目指す。

■ Web3は人間の創造性を呼び戻す
3月末にロサンゼルスの『NFT.LA』カンファレンスに参加してきました。昨年11月のニューヨーク開催『NFT.NYC』以来のNFT特化型イベント参加です。私がなぜNFTに興味を持つのか?それはブロックチェーン技術を使ってクリエイティブアセットの希少価値を証明し取引可能にすることと、今まで”点”だったアート作品に”面”を持たせているからです。今まではアート作品はアーティストからギャラリー、美術館や家などの所有者のもとへ点の移動だったものが、NFTの場合にはアート作品を盛り上げるコミュニティがあり、同じアーティストの作品保有者(ホルダー)同士で仲間意識を持ち活動します。『NFT.LA』でもホルダー限定パーティーなどがあったり、ホルダー限定品販売など仲間意識が強くなる人との繋がりがアート作品から芽生えてきます。
そして面白いのはNFTの成功事例は多様であるという点です。もちろん巨額の取引がされるものが成功とはなるのですが、小さなコミュニティであっても仲間同士が繋がっている感覚や、クリエイターをサポートする喜びが得られるところはそれも「成功」となります。
この多様な事例が生まれているNFTの「価値」を他の人々がどのように感じているのか?それを確かめにいくのがNFT特化型イベントに参加する醍醐味です。
80以上のセッションや、ライブ、パフォーマンスも繰り広げられるなか、私が注目したのは香港を拠点とする Web3.0 企業アニモカ・ブランズのヤット・シウのコメントです。アニモカ・ブランズはNFTの取引所「OpenSea」やプレイ・トゥー・アーン(Play to earn)の代表格NFTゲーム「Axie Infinity」、NFTとして購入できるメタバース空間「The Sandbox」などを出資先プロジェクトとして持ち、Web3/NFTの世界でとても存在感を示しています。アニモカ・ブランズ代表のヤット・シウはNFTを含むWeb3(ブロックチェーン技術をベースとする分散化・自動化時代の総称)を「人間のクリエイティビティを呼び戻す世界だ」といいます。

彼は「人間は生まれながらにしてクリエイティビティを兼ね備えているのだが、学校に入ることにより産業化されていく」と語ります。Web2までのGAFAなどの巨大プラットフォーマーが集約していたデータを個人に戻すのがWeb3であるというのです。
興味深く”データ”と”アーティスト”の関係も示していました。
「アーティストは自身のデータを使い絵を描き、作品を作る。」ここでいうデータはGAFAなどの巨大プラットフォーマーには扱い切れるものではなく、Web3(NFT)の世界に資産として可視化されるというのです。今までデータといえばビジネスに使うものだけが語られてましたが、これからはアーティスティックなデータが重要になってきそうです。
いままでビジネス×テクノロジー×クリエイティブをつなぐプロジェクトを起こしていたHEART CATCHとしても、このWeb3世界はドンピシャなフィールドでありWeb3プロジェクトに重心を置きながら活動していきたいと考えています。
NFT.LAについての記事はForbes Japanにも掲載しておりますので、興味ある方ご確認くださいませ。
【NFT.LAレポート】Web3は「人間の創造性」を呼び戻す
https://forbesjapan.com/articles/detail/47046
■人間とは何か?
NFTの動き、Web3という分散化・自動化時代を担うブロックチェーンやAIなどの技術に依存した話だけではなく、世界はいま大きく動いています。地政学リスクが他人事ではないと思えるニュースを日々目にしていると、国とは何か?政治とは何か?など大きな枠組み自体へ視点が向いていきます。そして、国も政治も人が為すものであり、究極的には「人間とは何か?」ということも考えたくなります。それを、人の歴史や文学的に捉えるのではなく、サイエンス視点で捉え直そうと考えて座談会を企画しました。
それが第9回目を迎えるIBM Future Design Lab.と一緒に企画をしているオニワラ座談会「人間とは何か?脳と運動、美から探る」です。日本IBM、東京基礎研究所でAI強化学習を研究しAI同士で競い合うゲーム『ポンマーマン』の世界第三位であるサイエンティスト恐神貴行氏と、米国UCLAで人工生命を研究し筋肉や視覚という運動野から人間を研究するNeuralX仲田真輝氏と、資生堂の研究所にて「美」を軸に人間を研究する中西裕子氏を招き、サイエンティスト視点でテクノロジーが進化し、地政学リスクに揺れる現代の「人間」像を探っていく挑戦をします。
「人間とは何か?」改めて考える機会としてぜひご参加くださいませ。
5月12日 19:00~オンライン開催
西村真里子のオニワラ!「鬼と笑おう」〜未来をつくる座談会 powered by IBM Future Design Lab.
#9:人間とは何か?脳と運動、美から探る
https://eventregist.com/e/oniwara_9

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以上で第5回目のメールニュースは終わりです。最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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