(2022/07/25 弊社HEART CATCHメールニュースとして配信内容を一部カスタマイズして公開)
このメールニュースではポリネーター®️としてのHEART CATCHが、時代の変化を感じるポイントをレポート&イベント告知でお届けします。
ポリネーター®️* = HEART CATCHの活動指針。蜂が様々な花畑を訪れ果実を実らすように、組織や人、モノコトをクロスポリネーション(交配・受粉)させることを目指す。

■NFT.NYC 2022レポート / 2年目のNFT.NYCで感じたこと
2021年11月に初めて参加したNFT.NYCは5,000人ほどが集まり、”Hype”なタイミングのNFTを活用したビジネスの未来を明るく語るシーンが多くありました。ティーンエージャーの「Miss Teen Crypto」は未来を考察する上で示唆的な発言を単独セッションで堂々と語っていました。例えば卒業証書。紙でプリントアウトする卒業証書はその後の人生の証明に使いづらいけど(わざわざ紙の卒業証明書を見せるシーンは人生では少ない!)、卒業証書をブロックチェーン上のNFT所有することができたらデジタル上での証明がすぐにできるし経歴詐称も起きない、と語ります。また、クリプト・ウォレットを作れば商売ができるので銀行口座が不要になる未来も語っていました。ぶっ飛んだ考えではあるのですが、たしかに銀行口座がなくてもブロックチェーン(オンチェーン)上でNFT作品を作り、それをそのまま販売すればビジネス可能であるし、米国にはビットコインATMなどもすでに存在するのでクリプトカレンシーで現実世界の生活必需品購入する未来も描けるな、と未来思考訓練をする良い機会となるセッションを提供してくれました。Zoomなどに出資するシリコンバレーの投資家ビル・タイは、金融界のダボス会議と言われるミルケン・インスティチュートのグローバル会議で、ロシアのアーティスト/活動家のナジャ(Nadya Tolokonnikova)をゲストに招き彼女に金融業界向けにNFTの説明をしてもらったことをステージ上で語っていました。今までの金融業界の流れだけみていてもダメである、NFTの世界をみよ、というビル・タイのメッセージは彼のmediumにも記録されています。
さて、今年6月に自身2回目のNFT.NYC 2022は参加人数は昨年の3倍強である15,000人以上いたそうですが、イベントの印象が大きく変わりました。私の印象は、以下の通りです。
・日本人参加者増加(昨年は日本人にはほぼ遭遇しませんでした)。そして日本人アーティスト草野絵美さん率いる「Galverse(ギャルバース)」がタイムズスクエアのサイネージに紹介され存在感を示していました。
・NFT/クリプトカレンシーの熱が冷めている状況だったからか、会場は昨年のような熱気はなかったのですが、その理由はコミュニティイベントが増えたことにも起因すると考えられます。昨年はBored Ape Yacht Club(BAYC)がホルダー限定のイベントを行っていたのが目立っていましたが、今年はBAYCはもちろん、ブルーチップと言われるCool Cats、Doodleなどがコミュニティイベントを行っていました。RTFKTは村上隆と作り上げたCloneXをテーマにした展示を3大メガ現代美術ギャラリーの一つガゴシアン・ニューヨークで行っており、大手オークションハウスのクリスティーズもNFT展示を開催していました。つまり、大きな会場内でのイベントに集約するのではなく分散化したイベントが多く、その分散化したサテライトイベントをホッピングするのが2022年流の楽しみ方になっていました。
イベントの分散化といえば、イベント運営のあり方自体への分散化を提案する流れもありました。それは、せっかくNFTおよびweb3をテーマにするNFTイベントなのに、web2のような中央集権的なイベント運営および集客・儲けのためにNFTを購入したこともない人を著名人として呼ぶことに対する疑問を提示するもので、イベント運営自体への不信感から登壇キャンセルするスピーカーもいました。
詳細は Forbes Japanの記事にも書いたので興味ある方は是非読んでみてください。
NFT.NYC レポート「コミュニティの声から拾うNFTの価値」
https://forbesjapan.com/articles/detail/48557

■メタバース医療 / 新しい医療の価値創造
web3/自律分散型の必要性は、NFTなどの世界だけに閉じません。ナイキが買収し、web3型でブランドを構築するRTFKTのベンワ・パゴットによるweb3時代に必要なことは「オーナーシップ、コミュニティ、インディペンデント」です。この考え方は医療の世界でも必要になると考えています。厚生労働省の「保健医療2035」でも「行政による規制から当事者による規律へ」とのパラダイムシフトの必要性を伝えており、我々1人ひとりがオーナーシップをもって健康を管理し、コミュニティベースで健康を維持していく必要がある未来が近づいていることを感じます。そのような時代に向けての医療のあり方を考えるオンラインイベントを企画しました。
新しい医療の価値創造 ~メタバース、デジタル田園健康特区、アートから探る 〜 西村真里子のオニワラ!「鬼と笑おう」未来をつくる座談会 powered by IBM Future Design Lab. #10
web3時代の医療の在り方を考える上で、ヒントになる動きをしている医療現場従事者、テクノロジー、アート視点を交えて新しい医療価値、社会価値を議論して参ります。
ゲストは、順天堂大学とメタバース医療を共同研究しているIBM金子達哉氏、医師であり長野県茅野市のデジタル田園健康特区を推進する須田万勢先生と、テクノロジー×クリエイティブで新たな価値創造を生み出し続けるソニー戸村朝子氏です。
ぜひweb3時代、一人ひとりがオーナーシップを持って自分の健康を維持する時代を考える機会として参加していただきたいです。ご興味持ってくださった方、お時間ある方是非ご参加くださいませ。
8月4日(木)19:00〜
新しい医療の価値創造 ~メタバース、デジタル田園健康特区、アートから探る 〜 西村真里子のオニワラ!「鬼と笑おう」未来をつくる座談会 powered by IBM Future Design Lab. #10
https://eventregist.com/e/oniwara_10
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以上で第6回目のメールニュースは終わりです。最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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